韓国と仕事

日本人である私が韓国で新規開拓営業のアポをとるために行った具体的な5つの方法

韓国新規開拓営業
LiNA
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みなさんこんにちは!LiNA(@LiNA__studio)です。

自己紹介記事や、その他韓国関連記事にてお話ししている通り、私は新卒1年目から韓国で韓国の企業向けにweb広告の新規開拓営業をしていました。

そこで営業経験がある方はお分かりの通り、新規開拓をして行く際にまず最初にぶち当たる壁が

訪問のアポ取り」です

また、私の場合、日本語が通じない海外での営業だったので、尚更色々ぶち当たりました・・!

そこで、韓国で私が実際に、「毎月1日一件のペースでアポを入れる事ができた具体的方法」を公開いたします。

韓国での新規開拓営業のアポとり方法その1:少々工夫を加えたメール営業

韓国は日本よりも比較的メール営業の返信が返って来やすい

営業手段の一つとして、メール営業は鉄板かとも思います。

その中で、私が実際に韓国でメール営業をしてみて気がついた事が、「日本よりも返信率がいい」という事です。

日本はテレアポもそうですが、メール営業に関してはほぼ取り合ってもらえない事が多いです。(内容によりけりではあるかと思いますが。)

前任の担当者も、「日本よりは返信が返って来やすいから、韓国はメールでのアプローチはしやすい」と言っていましたが、私もそう思いました。

狙い目は週初めの午前中〜お昼にかけて

ただ、闇雲にメールを送っても返信率は上がりません。

私が返信率がいいなと思ったのは「週初めの午前中〜お昼にかけて」でした。

理由は簡単で、週初めだからミーティングの日程設定もしやすい&午前中はメールチェックをしている事も多いため、メールが目に留まりやすい

という事だと思います。

逆に週末なんかは早く帰る人も多く、返信保留にしてて週明けにはもうメールの存在を忘れられて流れてしまう可能性も高いので、あまりオススメできません。

韓国にも華金は存在している(불금と言います。)ので、やはりその週の予定が立てやすい「週初め」が狙い目です。  

この辺も考慮してメールでもアプローチをしていけば、新規アポが取れる確率が少しでも上げられるかと思います。

メールの文面は、不自然さをなくすために現地人から監修してもらってから送信

得体の知れない相手から突然ぎこちない韓国語のメッセージが来たら、不審がられて返信率が下がってしまいます。

私の場合、仕事し初めの頃は営業メールの自然な(韓国語の)言い回しもそこまでできていたわけではなかったので、一度自分で作成した営業メールを知り合いの韓国人に頼んで添削してもらっていました

その上で送信していたのもあって、きちんと意図が伝わり返信してもらう確率が上がったのかなとも思っています。

連絡先の入手方法

企業の連絡先は、その企業のコーポレートサイトのお問い合わせフォーム、サイトに添付されているメールアドレスを利用していました。

韓国のコーポレートサイトの連絡先は、「CONTACT」や「제휴(提携)」「업무제휴(業務提携)」「제안(提案)」「문의(お問い合わせ)」などという記載があるところにある事が多いです。

韓国のコーポレートサイトのお問い合わせフォームやメールアドレスの掲載例を紹介しておきます。

1.コーポレートサイトのヘッダー・フッタースペース

제휴문의(提案お問い合わせ)」という欄が該当箇所です。

2.会社概要ページ内

会社概要のあるページと一緒に問い合わせ先が掲載されている事もあります。

また、こちらのスクショのように、部署や事業別に連絡先が細かく分けられている事もあるので、こう言った場合は、自分たちの目的に合わせたアドレスに連絡すると返信率が上がるかと思います。

また、複数で迷った場合は迷ったもの全て含めてメールしたりもしてました。

3.お問い合わせフォーム

日本でもよく見るかと思いますが、このようなお問い合わせフォームが設置されている事も多々あります。

返信は、入力したメールアドレスに返って来ます。

軽く100社以上にはアプローチしましたが、大きく分けてこの3つのパターンが多かったです。

韓国での新規開拓営業のアポとり方法その2:名刺交換履歴のある人に直接テレアポ

イベントや展示会で名刺交換した人中心にアプローチして効率的にアタック

テレアポに関しては、基本的にイベントや交流会などで名刺交換をしたことのある人中心にしていました。

一度顔を合わせた事があるということだけでも、アポへのハードルは下がるので効率的です。

冒頭で「以前名刺交換をさせていただいた○○ですけど〜〜」と言うと、案外覚えてくれてるもので「ああ〜〜!お久しぶりです!」となります。

また、会社の電話番号だと、まず受付突破しなければならないという外国人にしては、かな〜りハードルの高い過程が待っているので、効率化のためにもあえて顔見知りの人を攻めていました。

電話番号を利用した小ワザ

名刺の電話番号をケータイに登録すると、大体その人のカカオトーク(日本でいうLINE)のアカウントが出てくるので、カカオに直接連絡してしまうのもかなりオススメです。

なんならカカオの方がメールより電話よりも返信率が高い気はしてました。

(韓国は基本的に会社のケータイを持たずに、仕事でも個人の端末を使っているので、名刺に載っている電話番号は本人の電話番号である事が多いんです。)

韓国での新規開拓営業のアポとり方法その3:イベント・展示会で名刺交換&直アポ

自社がアプローチしたい企業が参加しているようなイベントや展示会は「ビジネス枠」で確実に参加していました。

こういった開催情報は、業界のネット記事媒体でチェックします。

やはり、メールや電話よりも直接顔を合わせての方がアポ率も上がります。

鉄は熱いうちに打て的な感覚で、できるだけ会ったその日のうちにスケジュール調整をしてしまうのを心がけました。

韓国での新規開拓営業のアポとり方法その4:業界で信頼のある人と仲良くなり、芋づる式で紹介してもらう

私は偶然にも入社前からその業界間では人脈が少しあったので、信頼度の高いキーパーソンと繋がる事ができ、その人経由でアポを繋いでいた事も多々ありました。

こういった方法もあるのだなとひとつ学べました。

ちなみにその方とは未だに仲良くさせていただいております( ´∀`)

もっと頑張って恩返ししていきたいな〜〜♪

(偶然とは言うものの、実は内定者時代にSNSを駆使して現地の業界の方に連絡を取り、そこから戦略的に仲を深めていっていました。)

韓国での新規開拓営業のアポとり方法その5:交流会鬼参加!

また、交流会の開催情報もネットなり知人情報なりを駆使して行けるものはとことん参加してアポを取り続けました。

交流会は、比較的ラフな感じで楽に話せる事が多かったり、ものによっては名刺交換タイムも設けられている事も多いのでかなり絶好の場でした。

以上私が韓国での新規営業活動で実際に行ったアポの取り方の具体的な方法でした。

韓国事業立ち上げなどで、新規開拓をする機会が出て来た際にぜひ参考にしてみてください。

また、韓国で営業活動をするとなったら、韓国語運用力も必要になってくるかと思います。

私の実体験を元に、ビジネス韓国語活用初期を乗り越える方法を、韓国大学留学無し&韓国語日常会話レベルだった人間が新卒で韓国で広告営業マンとして乗り切ったたった1つの方法という記事で紹介しているのでこちらも合わせてご覧ください^^

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