今回は先日ツイッターでも紹介しましたが、北朝鮮のグラフィックデザインを集めたデザインブック、
「북한 그래픽디자인 책~Made in North Korea~(北朝鮮グラフィックデザインブック)」
というものが出版されているらしく、出版経緯を含め独特な北朝鮮のグラフィックが興味深かったので、紹介してみようと思います。
目次
「북한 그래픽디자인 책~Made in North Korea~(北朝鮮グラフィックデザインブック)」って・・?!
現在、様々なメディアを通じて北朝鮮の姿を目にすることはできます。
とはいえ、実際にそこで国民が具体的にどんな風に生活しているのか?どんな文化を持っているのか?については相変わらずベールに包まれたままな気がします。
そんな中、英国のPhaidonという出版社が、まさにそのベールを剥がすきっかけになるような本を出版しました。
それが、2017年10月に出版された
「북한 그래픽디자인 책~Made in North Korea~(北朝鮮グラフィックデザインブック)」
です。
デザインブック制作の背景
これまで世界中の様々なグラフィックデザインを紹介してきたけれども、北朝鮮のデザインに関しては、まだそこまで知られていない領域であった。
しかしニコラスボナー (Nicholas Bonner) より、20年間に渡って収集された朝鮮のグラフィック資料の提供を受け、これまでとはまた違った新鮮なデザイン体験ができると確信し、制作に至った。
と出版社は主張しています。
*ニコラスボナー (Nicholas Bonner) =英国の旅行会社の ‘Koryo Tours’の創設者(英国人)
そして、このデザインブックには、20年間北朝鮮と英国を行き来しながらボナー氏が収集してきた北朝鮮の1万点以上のコレクション(飴、切手、お菓子のパッケージ、ラベル、チケット、瓶の蓋、本、おもちゃなど・・)中、500点ものグラフィックデザインが収集されているそうです・・!
参考記事:월간디자인「디자인으로 바라본 북한의 일상<북한의 생활 그래픽> 전시 리뷰」
デザインブックの中身一部紹介
そして気になるデザインブックの中身!
韓国国内で取り上げられていた記事を元に引用させていただきましたので、ぜひご覧ください。






引用:https://brunch.co.kr/@maidennoir/14

引用:https://brunch.co.kr/@maidennoir/14

引用:https://brunch.co.kr/@maidennoir/14
このように集められた北朝鮮のグラフィックを、英国出版社は「北朝鮮の日常的なグラフィックは、標準化されたフォーマットよりももっとさらに日常に入り込んだような非常に独特な特徴を持っている」と評価しています。
また、韓国国内媒体では「韓国の60〜70年代を想起させるようなデザインであり、とても面白い」と評価されているのが見受けられました。
本デザインブックの韓国語版発行のクラウドファンディングが開催中
そしてなんと、現在この「북한 그래픽디자인 책~Made in North Korea~(北朝鮮グラフィックデザインブック)」の韓国語版を韓国国内で出版するためのクラウドファンディングが開催されています。
クラウドファンディング参加ページはこちら
支援金額に応じて「북한 그래픽디자인 책~Made in North Korea~(北朝鮮グラフィックデザインブック)」と合わせて各種北朝鮮のグラフィックグッズなどがリターンとしてもらえるみたいです。

引用:https://tumblbug.com/madeinnorthkorea
すでに完売しているリターンもいくつかありますが、まだ在庫ありのリターンもたくさんあるのでもし支援に興味のある方はやってみたらどうでしょうか?
クラウドファンディング終了まで残り1ヶ月ほどありますね!(2018年6月21日時点)
最後に
今回は、韓国アート・デザインとは少し違いますが、(色々な意味でも)韓国ととても近くなった国「北朝鮮」のものを紹介してみました。
こうして異国を、歴史などのアプローチとはまた違った「デザインやアート」からの視点で比較したり研究するのも、また新鮮な体験ができて面白いものです。
「こりあーと〜KOREART〜」では、これからも韓国アート・デザインを様々な視点からお届けして参ります^^