本記事執筆現在、2019年9月中旬となりました。
秋晴れの空の下、ソウル市内の図書館よりお届けしています。(何だか書籍のプロローグっぽい←)
私は新卒で会社員として日韓ノマド生活を開始した後、
2019年5月より完全フリーランスとしての、韓国長期ノマド生活を開始させたわけですが、
紆余曲折あり、なんと今月(2019年9月)いっぱいで韓国を去る決断を下しました。
当初の予定としては、ワーホリビザ満了期日ぴったりの1年連続滞在をするつもりでした。
「あれ?何かあったの?どうした??韓国嫌いになった?」
いいえ全く違います^^
今回は、自分自身のケジメと備忘録も兼ねて韓国ノマド生活5ヶ月弱で帰国に至った経緯・理由についてここで整理しておこうと思います。
自分で言うのもあれです、決して軽はずみでネガティブな「もう帰る!」ではなく、むしろ超前向き・攻めの帰国となります^^
目次
韓国ノマド生活5ヶ月弱で帰国に至った経緯・理由
早速結論ですが、韓国ノマド生活5ヶ月弱で帰国に至った経緯・理由としては下記の5つになります。
- 韓国で一人で出来ないことがなくなった
- 韓国でやろうと思っていたことが終了した
- 計画していたことを実際にやってみて、想定していたことと若干の相違があった
- 自分にとっての韓国との丁度良い距離感が明確になった
- これからの新たな方向性が明確になった
1つ1つ掘り下げて説明して参ります。
韓国で一人で出来ないことがなくなった
まず1つめ。
私、ついに「韓国で一人で出来ないことがなくなってしまいました」。
私が初めて韓国と接点を持ったのが高校卒業間際で、それ以来仕事プライベート含め、かれこれ8年程韓国の生活・あらゆる文化に触れてきています。
その過程の中でも特に、新卒から仕事で韓国に関わるようになってからが、「韓国で生きて行くことへの経験値」が最も高まり始めた瞬間であり、
それ以来、単なる旅行者としての韓国ライフではなく、「韓国で母国人のような暮らしをしていく」ということにおいてどんどん開拓して行けるようになりました。
まずは新卒会社員として韓国で仕事・生活をし、様々な壁にぶつかりつつも1つずつ積み上げ、
「何となく韓国生活というものがわかってきたぞ」という感覚を覚え・・・。
そして今、2019年より後ろ盾なんて一切なしの完全フリーランスの自給自足韓国生活を始めて5ヶ月弱が経過して
ついに、、、
「韓国で一人で出来ないことがなくなってしまう」というところまで来てしまいました・・・。
(要は、「自分自身の韓国での成長の限界が見えた」ということです。)
自分で言うのもあれですが、
この約5ヶ月間のフリーランスとしての韓国ノマド生活において、全てのこと誰の助けも得ずに一人でこなしてきました。
韓国長期ノマド生活を開始するまでの下準備、事務的なこと、現地入りしてからの様々な手続き、家探しや家の契約、現地でのトラブル処理など・・・。
本当に完全に一人でです!紛れもなく!笑
海外(韓国)での自己開拓力に関しては、新卒時代の新規開拓営業の経験により、ある程度のベースがあったというのが大きな助けになった部分もあるのですが、
完全単身韓国ノマドを開始して以来、更にこれに磨きがかかってしまったのです・・。
本当に自力で乗り切ってきたので、これだけは本当に胸を張って言える部分かな?と自負しております。(その分何回死んだかは数知れず笑)
韓国語・韓国での生活力・やりたいことを叶えていく力?等全てにおいて、不便なことが特になくなっていてしまい、
全てのことが「単なるできることの繰り返し」になって来ていることに、危機感を覚えてしまったのです。
もう完全に、(自分自身が求める)韓国での成長への限界が来てしまいました。
これはとってもポジティブなことです!
韓国でやろうと思っていたことが終了した
そして2つ目。
1年程かかるかな?と見越していた計画していたプロジェクトが、案外早めに完結させられた。
という理由です。
計画していたプロジェクトとしては、下記の
「韓国アートカルチャーマガジン」と「韓国ノマド生活マガジン」という2大コンテンツの制作でして、
実際に5ヶ月ほど現地で滞在しつつ制作を進める中で、コンテンツ完成のゴールが見えてきたというのもあり、
残りは日本に帰って伸び伸びと編集作業に集中してしまうのが合理的だな!と、帰国を決意しました。
まあ、韓国にギリギリまで残って現地で編集作業をしても良かったのですが、韓国って割と日本より生活面での物価が高かったり、何より冬が殺人的に寒すぎる・・!
ってのもあり、「体調不良で業務不履行」等の諸々のリスク面を考慮した上での最も合理的な判断を下したまででした。
こちらも、業務効率を考えた上での至ってポジティブかつ攻めの理由ですね←
計画していたことを実際にやってみて、想定していたことと若干の相違があった
そして、先の2大コンテンツを実際に現地から制作していく中で、「当初自分が想定していたことと若干相違があるかもな」ということに気付き始めました。
これについて深掘りしてしまうとかなり長くなるので端的に述べることとしますが、
- 自分がワクワクするだろうと思っていた細かい企画が、やってみて案外そうでもなかった
- 韓国に長期間滞在し続けなくても出来ることが多いことに気が付いた(これまでの出張ベースの方が効率的)
- 研究対象の事象が当初の仮定とは大きく異なることが判明し、これ以上深掘ることが難しくなった(韓国アートの部分に関して)
等といったことがありました。
とはいえ、今回制作した2大コンテンツはそういった現実とのギャップを受け入れた上での完成形となっていくことになるので、
むしろより生々しいコンテンツに仕上がっていくのでは?と思っております!
やっぱり何事もやってみないと何もわからないもんですね〜!
今回、このことがまさに身を以て理解できるようになりました。
一見挫折&壁ぶち当たり!って感じですが、むしろ今後の自分にとってとても貴重な経験となりました!
自分にとっての韓国との丁度良い距離感が明確になった
これまでの短期間での日韓行き来活動とは異なり、長期間連続滞在で生活と業務を進めていく中で、
「自分にとっての韓国との丁度いい距離感」が明確になってきました。
というのも、長く住んでしまうとどうしても目の前で起こる全てのことが当たり前になってきてしまい、これまで持てていた韓国に対する「新鮮な目線」を持てなくなって来るんですよね・・・。
これは、実際に長期連続滞在してみて身を以て感じました・・・。
何かを生み出し続けるクリエイターとして、目の前のものに対する「新鮮さ」「違い」を見出せなくなった時点で終了だと思っています。
逆にこれまでは短期間の行き来だったからこそ、常に母国との比較視点や新鮮な感覚を持ち続けることができていたのだと思います。
これらを踏まえ、これからも韓国を「(自分にとって)常に良い刺激を享受し続けて行きたいと思える国の一つ」として守り続けて行く為にも、
これ以上長く居座るべきではないな。と判断致しました。
あと、これは超番外編なのですが、韓国は今p.m2.5による大気汚染が深刻で、自身の将来的な健康問題を考慮しつつ・・ってのも微妙にあります笑。
(実際、外での深呼吸や運動が伸び伸びできないのは正直ちょっときつかった←)
これは超サブ的要因なのですが、やっぱりより良い人生を送っていくには健康問題は避けて通れないですし、考えすぎだよ!とも思われそうですが、確実に新卒時代よりかは大気汚染っぷりが深刻になっているような気もするので念には念をって感じです・・笑
(実際、数年後の韓国の発ガン者発生率がやばいみたいな研究結果もあったりするみたいで・・・)
とまあ、こんな感じの理由で、私にとって韓国は「必要に応じて定期的に訪問する国として付き合う」のが一番ベストだな〜と思った次第です。
これからの新たな方向性が明確になった
長くなりましたがラスト!
もう最後までポジティブかつ攻めの帰国理由ですよ〜〜〜!
プロジェクト施行や実生活を進めていく中で、今後の新たな欲というか、自分が行きていきたい道が明確になった!だからこれからその為の積み上げをしていく!
ということで帰国を決定いたしました!
これからのことについては超絶長くなるので、下記の別記事で書かせていただいてます!
気になる方はこちらも合わせてご覧下さい^^!
(執筆中)
以上韓国ノマド生活5ヶ月弱で帰国に至った経緯・理由でした〜!
そんな韓国ノマド生活のあれこれを全て詰め込んだ「韓国ノマド生活マガジン」はこちらです。
私の実体験に基づく韓国ノマドライフを発信ていますので、是非こちらもチェックしてみてください!