私は日韓を行き来して両国で広告マーケティングのプランナーのお仕事をしていたのですが、
仕事を通じて「マーケティング」の特徴一つでも、日韓でこんなにも違うものなのだ!ということを身を以て体験をしました。
今回は、現地で体感した日韓のマーケティング戦略スタイルの違いについて少しお話ししてみようと思います。
目次
日本と韓国のマーケティング戦略スタイルと市場の傾向の違い
韓国は新しいものが出るスピード・回転率が速い!
韓国は日本と違ってあらゆる分野で新しいものが出てくるスピード・回転率が速いです…!
Kpopアイドル、コスメ、Webサービス等々…本当に色んな場面でです。
アイドルなんかは見ての通り、どんどん新しいグループが生まれては(消え…?)気が付いたらメンバーが全員自分より年下のグループもたくさん増えました…😂
コスメに関しても、韓国に頻繁に通っていたり生活した経験がある方はよくわかるかと思いますが、新商品が出すぎていつも忙しくありませんか?←
スマホアプリのゲームなんかも、韓国のマーケットに関しては売り上げ上位は毎回変動。
長期間上位を保っているゲームは稀で、定期的に入れ替わりは消えての繰り返し・・・。
といった具合です。
日本は一つのものが長く愛される傾向
一方日本は新しい商品は出てくるものの、長年愛されているものは地位を保ちつつ。といった印象です。
例えばコスメに関しても、日本の場合は同じメーカーの同じ商品がリニューアルを繰り返すといった具合でで割と一つの商品が長く使われ愛されていることが多かったりします。
また、日本のマーケティングstyleもそういった、1つのものを長く育てる方針のものが多いです。
韓国人の「新しいもの好き」傾向からくるマーケティングスタイル
韓国が、新しいものをどんどん速いスパンで出していくマーケティングスタイルである理由は、
韓国人の「新しいもの好き」という傾向からだそうです。
実際に、韓国企業のマーケティング担当者の多くも口を揃えてこのように言っていました。
それにより、「とにかく速いスパンでどんどん新しいものを出して消費者に振り向いてもらう」というやり方になるようです。
また、韓国現地のマーケティング関連情報メディアも複数まとめてみたので、下記も合わせてチェックしてみてください。
韓国語のメディアになりますが、よりリアルな韓国マーケティング事情をウォッチできるかと思います。
関連記事:韓国のマーケティング戦略情報サイトまとめ
また、現在韓国に住みながら、韓国現地の広告事例をリアルタイムで発信&分析をするコンテンツも作っていますので、下記の記事もご参考ください^^
関連記事:【韓国マーケティング】韓国の広告事例コレクションNo.1 (バス広告)【現地からリアルタイムにお届け】
関連記事:韓国の広告事例を現地からリアルタイムにお届け開始!【韓国の広告クリエイティブを徹底分析】
こんなにも近くの国であっても文化や国民(市場)の傾向によってこんなにもマーケティングやビジネススタイルが異なってくるのはとても面白いなと感じました。
同じ商品を出すにも、日本には日本人や日本市場に合ったマーケティングスタイル・韓国には韓国人や韓国市場に合ったスタイルがあるので、
そこの違いを実体験を通じて体感できたのはとても大きな財産となったなと感じています。
個人的な意見すが、何にせよ韓国の場合はこのように新商品・新サービスが次から次へと出てくる国なので、刺激を好む私にとっては過ごしていて飽きなくてとてもエキサイティングで楽しいです!w
変化を好む人にとっては韓国市場はとても魅力的かもしれません。
皆さんも、韓国に行った際は是非とも新しいものにどんどん目を向けてみてください🤗