本記事では、私が実際に単身で海外ノマド生活(韓国)を長期間してみて感じた
海外ノマドワークのメリットデメリットをご紹介いたします。
海外ノマドワークのメリット【体験談】
まずはメリットから!
インスピレーションが生まれやすい
人間、同じ場所・国・同じ人と働いてばかりいるとどうしても思考が凝り固まって、インスピレーションを日常的に感じるのは難しいと思っています。
ただ、私は新卒時代からノマドスタイルで働き続けていましたが、移動のたびに思考がリセットされていき、次々新しい感覚やひらめきを感じ続けられていました。
煮詰まった時こそ環境変化を与えることで、今まで思いつきもしなかったようなインスピレーションを感じることができるので、
長期とまではいかなくとも、不定期海外ノマドでも十分効果はあると思います。
仕事=特定の場所へ出勤という概念がなくなる
海外ノマド(と言っても今のところ韓国のみですが)を始めてからというもの、
仕事=特定の場所へ出勤という固定観念が一切消え去りました。
工夫次第で、特定のオフィスなしでも全然仕事は成り立ちます。
この感覚が体感ベースでわかってからというもの、場所にとらわれることに対するストレスが完全に消えました。
私の場合、ほとんどの場合MacBook1代さえあれば仕事ができていますし、下手したら寝坊してもそのままベッドの上で始業できます笑
トラブル対応力がつく
海外を移動していると、絶対に何かしらのトラブルに遭遇します。
重大とまではいきませんが、ちょっと時間やお金が無駄になった〜〜的なプチトラブルは付き物です。
ただ、これらも繰り返していくうちに特に動揺などせずサクッと淡々と対処できるようになりました。
環境変化に強くなる
海外ノマドをしていると、国ベースではもちろんその地での住まいや宿泊地も転々とすることになります。
ただ、それらを何度も繰り返していくうちに、環境が変化すること自体がむしろ日常化してきて、変化に対してストレスを特に感じなくなってきます。
むしろ常に変化を求める体質となり、その都度新たなインスピレーションや気分転換がなされて常に心若々しく居れるような気がします!
多様な価値観に寛容になれる
例えば海外ノマドの宿泊地としてよく取り上げられるのが、ゲストハウスです。
ゲストハウスに行くと当然様々な国の人と生活を共にし、交流することになるので、
母国での常識では考えられない習慣や価値観を目の当たりにすることとなります。
何も知らない場合、「マナー無さすぎ!無礼だ!」などとイラっとすることもあるかと思いますが、その国の人にとってはそんなに問題ではないことも多いです。
回数を重ねていくうちに、
くらいにはかわせるようになってきます←
人と関われることへのありがたみを深く感じられる
完全単身での海外ノマドは孤独になりがちです。
旅行ではなく基本的には自分の仕事がメインとなってくるので、下手すると軽く1ヶ月くらいは人と話してないな〜みたいな感じにもなります←
そんな中、久々に人とご飯に行ったりするだけでも
「わ〜〜〜!人間!!!嬉しい!!私と居てくれてありがとう!!!!」
みたいな境地に陥ります(私だけかもw)
ただ、この体験を通じて「これからは、今この瞬間の人間関係を深く大事にしていきたいな!」と思えるようになったので、
万が一今人間関係に疲弊しているなどという人がいたら、
単身海外ノマド生活を通じて、一定期間「人間デトックス」をしてみるのもアリです!
嫌だったものも離れすぎているとまたちょっと恋しくなるみたいなことあるじゃないですか〜^^笑
自分と深く向き合える
海外ノマドは一人で行動することが大半なので、1日中が自分と向き合う時間になります。
通常の社会生活を送っていると、人並みに揉まれたり世間の価値観に流されたりなど、
「本来の自分」というものを見失いがちになります。
ただ、一度全ての固定概念を取っ払った海外ノマド生活に身を投じると、自然と「自分の内側に従った考え方や行動」ができるようになり、
それによって「あ!自分ってこんなこと考えてたんだ〜」「こんな人間だったんだ〜」などと明確にわかるようになってきます。
生活コストを下げられる(国による)
これは行く国によると思うのですが、生活コストを日本に居た時よりも下げることができることもあります。
例えば私は韓国で長期ノマド生活をしていましたが、その間は日本から住民票を抜いていたので税金免除になったり、家賃代が都内よりも抑えたられたり、
韓国には無料で使えるワーキングスペースが多かったりなど
一時的にではありますが、海外ノマドを通じて日本の都会に住んでいた時よりもコスパよく過ごせたりもします。
外国語力が伸びる
これは当然ですが、私は韓国長期ノマドを通じて韓国語力がさらに伸びました。
例えば今回は不動産なしで自前で韓国の部屋探し〜契約を行ってみたり、
日常全てのことを韓国語を駆使してこなしていくうちに、韓国語運用力も自然と上昇していきました。
また、何度かゲストハウスも転々としてみたことで、韓国人以外の方ともコミュニケーションをとり、英語も使っていたので英語力も少しつきました。
比較視点が養われる
日本だけにいると目の前のことが当たり前化しすぎてしまいますが、
一度外に出てみると、違いを目の当たりにして
「この点に関しては日本の方が快適だ。素晴らしい」や、「日本もこの国みたいな感じになったらいいのにな〜」と思う場面が多々あります。
これは、外を知ったからこそ養われた比較視点であり、この力を身につけて以降、母国や他国に対して様々な視点から分析できるようになってきました。
専門分野の海外情報が間近で入手できる
今はネットが進んで海外情報も日本からでも入手できるようになりましたが、書籍などの紙媒体となるとどうしても現地にいる時の方がすぐに手に入ります。
ネット情報だけでも悪くはないのですが、やはり書籍に比べたら質が劣ることも多いので、より新鮮でより高品質な現地の専門情報を手に入れるとなると、
やはり海外ノマド生活は有利だと思います。
海外ノマドワークのデメリット【体験談】
お次はリアルなデメリット!
孤独になりがち
先ほども少し触れましたが、単身海外ノマドは一人で行動することが多く、積極的に人と交流しに行かない限り、ふとした時に孤独感に襲われがちです。
私は元から単独行動が好きで、一人でいることにあまり苦を感じない体質ではありましたが、そんな私でさえたま〜になんとも言えない虚無感を感じたりするものです。
一人だけでいるのは精神的に良くないので、定期的に現地の国際交流会に参加したり、趣味の社会人ボートサークルに参加してみたりなど、
仕事に影響が出ない程度に人と接触する機会は作るようにしていました。
工夫次第ではなんとかなる部分ではあるので、うまくやれば解決できるデメリットでもあると思います。
移動コスト(時間・費用)がかかる
移動の頻度にはよりますが、移動をするタイミングとなると荷物整理等ある程度の時間を要すので、その日に限りは作業時間が減ってしまうなどということもあります。
また、移動の度にいつもの作業ペースを取り戻し直す必要もあるので、場合によってはそのタイムラグが機会損失になっている部分もあるのかな?とも思います。
また、同国の別エリアに移るなどではなく、国ごと移動となると航空券代なども発生するので、それらのコストを加味したスケジュール設定が必要になります。
体調管理が気が気じゃない
海外生活ともなると疲労と共に色々な負荷がかかることもあり、いつ体調崩してしまわないか?というハラハラ感が付きまといますw
逆にそれがいい感じの緊張感になって、食事や運動に対して気を使うようになり、今の所一度も体調不良になったことがないので、
ハラハラするものの、それが逆にいいのかも知れません笑
仕事の種類によっては生産性が下がる場面もあり
実際に海外でノマドワークをしてみて、気が付いたのですが、ノマドワークにふさわしい業務と必ずしもそうではない業務があるのかな?と思いました。
私は現在MacBook1つでデザイン・動画・執筆などをこなしていますが、
デザイン・執筆に関しては割とどこでもどんな体勢でも問題なくできて
動画に関してはより重容量でハイクオリティなものを制作するとなると、高スペックのデスクトップを利用した方が効率良く制作を進められるということもあり、
業務内容やレベル感によってはしっかり定位置の方が良かったりするのかな?と思いました。
なので、自分の業務感に合わせてノマドワークを取り入れたり、必要に応じて定位置で腰据えて作業をするみたいな、ノマドと定位置の合わせ技的にやっていければいいのかな?とも思いました。
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